いわゆるマルチにひっかかり

バスルーム20年位前ですが、従兄弟から面白い話があると言われました。何やら風呂に付ける機械で細かい泡が弾けるときに出る超音波が体にものすごく良いのだと。「あー、営業か」と思っていたら、話が何やら違う方向へ…。「お前(私)がこれを買って使用して良いと思ったら、俺(従兄弟)がやってるみたいに友達とかに勧めればいい。そうすれば儲かる」と言われました。そして「詳しい話はセミナーがあるから一緒に行こう」と半ば強引にセミナーに連れていかれることになりました。

セミナー当日、商品の良さの話は1割程。9割はどうやって自分以下の「子」「孫」等を増やしていくか、どれだけ増やせば何百万何千万というお金が手に入るか、そういう話がほとんどでした。いわゆるねずみ講、マルチ商法というものです。しかしそういう類いのものではないと講師は繰り返して言います。そしてセミナーが終わると近くのファミレスに連れていかれ、さっきまで壇上で話していた先生といわれる講師と直接話します。

セミナーで話していたことの繰り返しですが何千万儲かる、君は貧乏で終わっていいのか等々色んな話術で説得してきました。何時間もそういう話を聞かされると少し洗脳されたみたいになりますので自分もやってみようと思ってしまいます。そこでシステムの説明。まず自分が誰かの紹介で商品を買う。(13万~20万円位)そして知り合いに勧める。その人をセミナーに連れて行く。商品が売れたら君にはいくら入るか。さらに君の知り合いが商品を売れば君にいくら入るのか。ねずみ講そのものです。

しかし、セミナーに行っても洗脳されない人もいます。そういう人には延々とファミレスで説得します。なかなか帰らせてもらえません。それでもイエスと言わない人には後日脅しが入る場合もあったようです。結局我々末端に話が来る頃にはほとんど話に乗ってくれる知り合いなんかいませんでした。そしてその商品自体も超音波など出ていないと科学的に証明されテレビのニュースにも出て組織自体は無くなりました。

あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)